あの感動をもう一度!
“海の本当の姿を知りたい”。そのプロジェクトは、昭和39年、潜水艦の建造に長年携わってきた神戸の造船所の片隅から始まった。
水温およそ1℃。光はまったく届かず、地上の650倍もの気圧がかかる暗黒の世界、深海。人が乗り込むキャビンの厚さが0.5mm狂っても、安全は保証できない。
その頃すでに、諸外国では着々と潜水船の研究が進んでいた。外国に全面に頼るのではなく、自分たちの手で国産の潜水船を作るんだという設計者たちの熱い思いが会社を動かし、そして国を動かしていく。
海への夢と憧れを25年間抱き続け、未知なる極限の世界にかけた、技術者たちの挑戦を描く。